人を知る
先輩たちが教え導いてくれる職場は、 安心して働ける環境
製造部 製造二課
杉山 明美 Akemi Sugiyama
勤務地:丸子電子機器工場
入社年度:1996年度
卒業学科:商業科
長野計器への入社の決め手を教えてください。
地元で家から近く、安定した企業への就職を希望していました。就職活動の時、会社案内の資料を見て、自分が生まれ育った上田市に主力の生産拠点を持ち、そこから世界に向けて品質の高い製品を送り出している長野計器に魅力を感じました。就職希望者が参加する会社見学で、工場がきれいで、働く人たちが真剣に作業をしている姿を見て、ここに決めました。
休日が多いなど、福利厚生面の充実も魅力でしたね。
現在の仕事とやりがいを教えてください。
建設機械に使用する圧力センサの自動化製造ラインで、部品の供給、製品の取り出し、外観検査をしています。製品に傷を付けないこと、また、製品ごとに異なるセンサや扱う部品を間違えないよう、特に気を使いながら仕事をしています。
私は電子製品にずっと携わっていますが、他の部署や工場では、別の製品をつくっています。同じ課の中の製造ラインに移ることはありますが、勤務先は基本的に変わらず、同じ職場の仲間と仕事を続けています。
やりがいを感じるのは、自分が関わった製品が世界中の建設機械で使われていることです。長野計器のロゴが入った製品をみると、自社のものだと認識でき嬉しくなります。
入社して成長したと思うのはどのようなところですか?
家電製品や生活用品に比べて、圧力計や圧力センサ等の当社の製品は、日常生活の中で身近なものではありません。それゆえに専門的な言葉が多く、それを覚えるのには苦労しました。
わからないことは先輩に聞いて覚える、の繰り返しでした。職場は、先輩たちが教えて導いてくれる環境なので、安心して働けますよ。
長野計器の強みと可能性はどのように感じていますか?
強みは、お客さまの使用用途に合わせて、さまざまな品質要求に応えられる高品質なものづくりをしているところです。顧客のさまざまな要求に応えて数多くの種類の圧力センサを製造しています。私自身、入社する前はそこまで多くの製品があるとは思っていなかったので、入社後に種類の多さに驚きました。
製造の現場では、お客さまへ必要な数量を出荷するため、日々決められた生産数を毎日達成させています。生産管理がしっかりしているところも、強みだと思っています。
また、私が入社した当時は、女性の役職者はいませんでしたが、今は製造の現場や間接部門など会社全体でも女性の役職者が増えています。製造部門では女性の班長が6名活躍し、技術部門でも女性の係長ががんばっています。小さなお子さんがいる女性社員もイキイキと働いています。こうした女性社員の活躍は、会社の可能性を広げていくものだと思っています。
プライベートの過ごし方を教えてください。
フルタイム勤務なので、平日にできない家事をやったり、息子の野球の応援に行ったりしています。息抜きで、お気に入りの温泉に行くことも多いですね。長野県にはたくさん温泉があり、会社がある上田市は別所温泉が有名です。個人的には佐久市にある平尾温泉 見晴らしの湯が気に入っています。
体を動かすのも好きで、学生時代にバレー部に所属していました。社会人になってからは、バレーから遠ざかっていたのですが、時間のゆとりができた頃からママさんバレーチームに参加して、今でも続けています。
今後、どのような仕事にチャレンジしたいですか?
私が働いている職場は、作業のやりやすさを考えた現場からの提案を、可能な限り柔軟に受け入れてもらえます。それによって、より働きやすい環境が整い、作業もスムーズです。だから、今と変わらず製造の現場で、できれば定年まで働きたいですね。
退職して時間ができたら、農業で自給自足をしてみたいです。
学生のみなさまへのメッセージ
製造現場では、製品の品質や作業者の安全を守るため、さまざまな基準や手順があり、それらに従い作業をしています。そのため、ルールの中で楽しむスポーツをやっている人、チームワークを重視できる人は向いていると思います。